アル中時代は、会社を出てすぐ(休日は朝から)酒を飲んで、家に帰っても飲み続け、限界が来ればそのまま寝ていた。
そんな生活を続けるうちに、いつしか酒を飲まずに寝る方法を忘れていた。
本を読んでも目が冴えてしまうし、自然に眠くなるのを待つと明け方になっていたりする。

一つ大切なのは、別に眠れなくてもいいやと思うことだ。
明日の仕事のパフォーマンスに影響しようと知ったことではない。
野球選手じゃないんだからパフォーマンスが良くても悪くても給料が大きく変わるわけではないのだ。
眠りにつけなくても横たわって体を休めることで結構疲れは取れるものだ。
ジョースター卿も、「逆に考えるんだ、(ダニーに)あげちゃってもいいやと考えるんだ。」と言っていた。
回想の中でだった気がするが、どの場面かは忘れた。

眠れない時に私が実践している行動をいくつか挙げる。

1.なにか食べる
アル中の時は寝付けないとコンビニに行って追加の酒を買っていたのだが、やめてからはアイスクリームを食べている。
空腹を感じているときは少なめのカップラーメンやスナック菓子の時もある。
寝る前にものを食うと寝付けないとか胃がもたれるという人もいるが、私には当てはまらない。
心以外は至って丈夫なのだ。
身体も頑強であるし、胃袋も丈夫だ。
明晰な頭脳と強靭な肉体、そしてガラスのハートを持っている。

2.ニコニコ動画を見る
ブルーライトは良くないのだろうが、頭を使わないので適当に寝落ち出来る点が優れている。
真夏の夜の淫夢というカテゴリーがある。
正確な定義とは異なると思うが、「ゲイビデオの映像をノンケがネタ目的で鑑賞する」ものと理解している。
ニコニコ動画だとさすがにプレイシーンはカットしたドラマ部分のみが掲載されている。
(むしろそれでいい。)
演技が酷かったり、無駄に迫真だったりして、草が生える。
ネタか本気かわからないが、40分程度の長い部類の動画のコメントに「毎日見に来ている」とあったり、野獣先輩の本編に「見る抗鬱剤」というコメントがあったりする。
確かに、理由はわからないんだけど元気が出るんだよなあ。


インソムニア
鬼束ちひろ
EMIミュージック・ジャパン
2001-03-07