実は体調を崩して先月末から会社を休んでいる
毎日辛い辛いと思いながら出社していたが、ついに朝起き上がれなくなってしまった
状況を報告し最低限の手続きを行い、療養に入った。
末期はかなり酷かった。
ここらへんで書いたように、朝は目が覚めていても起き上がれなかった。
出社後も頭が働かなかった。
どれくらいやばいかというと、数字が認識できなかった。
カンマを打ってあっても、それが100万なのか1億なのか、ゼロの数を数えないと判断できなかった。
働くようになって半年後に出来るようになったことが、2週間前の私にはできなかった。
『アルジャーノンに花束を』でチャーリーが知能を失っていく過程はこんな感じだったのだろうか。

療養を初めて最初のうちは、やはり起き上がるのが辛かったのだが、最近少し余裕が出てきた。
私が感じる働かないことのメリットは以下の2点だ。


1.自由に使える時間が長い

朝7時に起きて、顔を洗う。
パソコンを立ち上げて音楽を聞きながらニュースを見たり本を読む。
文章を書いたり調べ物をする。
少し疲れを感じたくらいに、朝食兼昼食を作り食べる。
これでもまだ11時だ。
たっぷりあと13時間も今日が残っている
労働をしないというだけでなく、通勤時間が無いのも大きい。

2.人と話さなくていい

ここ数日間は、一日の会話はスーパーやコンビニの店員と袋の要否を話すだけだ。
素晴らしい。
相手の顔色を伺う必要もなければ、説得するために頭を回転させながら会話する必要もない。
上席の決裁を得るために案件の説明をする必要がない。
他部署からの要請を「ちょっと、それをこっちに言うのはお角が違うんじゃないの」とたしなめる必要もない。
自社の便宜や利益のために社外と気を使って調整する必要もない。
結婚の話でも書いたが、コミュニケーション欲は社会的な動物である人間に本能として備わっている。
だが、目的を持ったコミュニケーションはプレッシャーを伴うので精神を疲弊させる。

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もちろん、デメリットもある。
第一に、このまま今の生活を続ければ金が得られないということだ。
会社で働かなくても金を得る方法はあるが、オフィスに縛られて働くよりも効率的かつ安定して金を稼ぐ方法を確立するのは難しい。
私のように、効率的にマネタイズできるような取り柄がない人間にとっては、会社で働くというのはそれなりに理に適っている。
第二に、無意味な感傷なのだが、働かないことについて罪悪感があるということだ。
金を得られていないことの裏返しだが、自分がうんこ製造機になったような感覚に陥る。
ただ、働かないで食う飯はとても美味いです。
ちょっと前までは何を食ってもあまり味がしなかった
神経を麻痺させるアルコールが全てだった。