ここ2年くらい、会社に勤めない生き方に関する本を読んできた。
論者の多くは、会社に勤めない人間であっても、コミュニティに属し交友関係を持つことを勧めている。
フリーエージェント社会の到来』のダニエル・ピンクは、会社における縦の繋がりとの対比で、フリーエージェントや起業家には横のネットワークが存在すると説明する。
また、『ニートの歩き方』等のpfaはネット上の緩いつながりが有益であるとし、シェアハウスにおける集団生活の利便性についても説いている。

コミュニティの利点

コミュニティに属すことの第一の利点は情報の入手だと思う。
インターネット上で探せば、多様な情報が入手できる。
だが、情報の海の中で、自分にとって重要なものを見つけるには羅針盤が必要だ。
自分のことをある程度分かっている人が「そう言えばこうゆう話があるんだけど知ってる?」とサジェストしてくれる情報は自分にとって有益な場合が多い。
もう一つは、ネットワークそのものに価値があるというものだ。
例えば、コミュニティの構成員の中で物の貸し借りをしたり、転居の折にまだ使える不用品を譲渡し合ったりと、物をコミュニティ内で緩く共有することが出来る。
また、病気の時にお互いに買い出しを便宜し合ったりすることも出来る。群れで生きるほうが死ににくいのだ。

孤立を目標とするスタンス

対象的に、小屋で暮らしている『Bライフ』の高村氏は、交友を意図的に避けている。
圧倒的な孤独と無限の自由。
著書でも以下のように述べている。
「人生を通じて一人で生きるのが正解だとは思わない。しかし、ベースとなる生活が特定の人間に頼ることなく回ってゆくことほど、自分の心を軽く、自由にさせてくれるものはない。」

自分の目指すべき方向がどちらかは今のところ判然としない。
当面は、自分は一人でいることが好きだと認識した上で、コミュニティを探してみようかと思う。