今年は日本の小売業も結構ブラックフライデーと銘打ってセールをやるようだ。
これまでもGAPのような外資系の小売チェーンではやっていたようだが、イオンは今年が初めてらしい。
(リンク:livedoorニュース

ブラックフライデーの位置づけ

簡単に説明すると、Black Fridayは米国のカルチャーで、Thanksgiving Day(感謝祭,11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことだ。
オフィシャルな休日ではないが、Thanksgibinv Dayと土日の間だから休暇を取る人も多いらしい。
この日は、米国の年間個人消費の2割を占めるとされる年末商戦(クリスマス商戦)のスタート日と位置づけられている。
なんでも小売業の帳簿が黒字になるのでブラックフライデーなのだとか。
年末商戦の動向は米国経済のファンダメンタルズを見る上でそれなりに大切なので、小売大手のブラックフライデーの売上がニュースでも報じられる。
余談だが、黒字と赤字は英語でも同様にblackとredと知ったときはへぇと思った。
とっさには出てこないのでprofitとlossとかsurplusとdeficitを使ってしまうけれど。

無買デーという考え方

これに対して、大量消費社会への反発から、この日を無買デーにしようという動きもある。
(リンク:Wikipedia-無買日
私はアイルランド人のフリーエコノミー活動家マーク・ボイルの書いた『僕はお金を使わずに生きることにした』という本で知った。

ここ数年断捨離ミニマリストに関する本がそれなりに支持を集めているのは、消費のあり方に疑問を持つ人が増えているということだろう。
こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』は米国でもかなり売れているそうだ。

私もこの無買デーという考え方を知ってから、意図的にお金を使わない日をたまに作ることにしている。
家賃や光熱費などの固定費は目をつぶるほかないが、仕事のある平日をお金を使わないで切り抜けられるとそれなりに達成感がある。

ケチな私の考え方

ただ、消費を煽る企業や社会に懐疑的になるのは良いことだが、吝嗇や将来の不安ゆえに自分が欲しいものにもお金を使えないというのも考えものだ。
現代人が将来の不安を完全に払拭するだけのお金を手にすることは極めて難しい。
私は根がケチなので、不必要なものを買わないのと同じくらい、現在の自分の人生を豊かにしてくれるものにお金を使うことを心がけたいと思っている。

サイバーマンデー

ちなみに、ブラックフライデー後の週末に続く月曜日をサイバーマンデーと言う。
言うなればeコマース版のブラックフライデーだ。
感謝祭の休暇が明けて出社した人々が、会社のパソコンからインターネットショッピングにいそしむのだ。
おそらく高速インターネットがあまり普及していなかった時代に始まったのだと思うが、最初に聞いたときは、米国人はフリーダムだなーと思った。
Amazonは日本でも以前からサイバーマンデーセールをやっている。
型落ちのデジタル一眼レフが手頃な価格で売られていたこともあったので、覗いてみても良いかもしれない。