「ゆっくり歩くと日射病になります。でも早く行くと教会で汗が冷えて風邪をひきます。」
カミユの異邦人は、養老院で死んだ母親の葬式から始まる。
上の言葉は、葬列を歩く主人公のムルソーに参列者(記憶が曖昧だが看護師か尼僧だったと思う)がかけた言葉だ。
ムルソーは言う。
「彼女は正しい。逃げ道は無いのだ。」と。
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私事だが、ちょっと前に病気休職から復職した。
バラバラと思ったことを書くのでよろしければお付き合いください。



最初に与えられる仕事はコピー係かシュレッダー係くらいだろうと思っていた。
だが、幸か不幸か普通に仕事を与えられている。
復帰直後に期限のある仕事をバッファがあまりない状況で振られた時には、「俺はこんな奴らに良いように使われるためにわざわざうつを直して復職したのか」と考えてしまい、悲しくて惨めな気持ちになった。
一応、その思考は認知の歪みが出てるなと思ったので、ソラナックス(安定剤)を飲んでこらえた。
期限があるので少し残ってやっていると、定時で帰るよう言われた。
こいつは俺が働きたくて残っているとでも思っているのだろうか。
状況を説明しながら「なんで俺がこんなことまで気を使わなければいけないのだ」と思った。
助けてソラナちゃん。
療養の後半は無しで良かったのに、働きだすと安定剤の減りが早い。
ただ、2ちゃんねるのメンタルヘルス板や個人のサイトで他の復職経験者の話を見ていると、逆に復職したものの仕事を与えられず辛いという方々も多かった。
まぁそれもわかる気がする。
どっちに行ってもデッドロックだ。逃げ道はないのだ。



朝なかなか起き上がれなくなった。
リワークの図書館通いは出来るようになっても、会社に行くのはずっと難しい。
ニコニコ動画で淫夢動画を見て、時間ギリギリに起き上がる生活に戻った。
関係ないけど、4月に入ってから結構淫夢関係の動画が消えた。
KBTIT総集編とひでの本編と怪文書アレンジとスターウォーズのパロディはたまに見ていたので結構ショックだった。
やっていることが休む前と同じだ。
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草も生えない。


復帰してちょっとしてから、休む前に同じ部署だった美人の同僚(既婚)が昼飯に誘ってくれた。
自分がいない間の話になって「○○さん(その同僚のチームの課長)がマイナスニキさんが作った資料褒めてたよ!」と言われた。
俺は答えて言う。
「死人の悪口は言わないもんさ。」
気分はコブラかルパン三世だね。



北朝鮮情勢が緊迫している。
朝鮮半島近海には米国の空母が集結し、北ではミサイル発射と核実験の動きがある。
私はここ10年くらい、世界の終わりをずっと待っていた。
2012年のマヤ文明のカレンダーには少し期待していた。
だが、待ちに待ったドゥームズデイが迫っている(かもしれない)のに、人間に殺されると思うと歓迎する気になれない
人間嫌いだからみんないなくなればいいのにと思うことがある。
だが、人間嫌いだから他人に殺されるのは腹が立って仕方が無い。
寝てる間に世界が終わってくれるのが理想だ。